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杉山 智之; 更田 豊志
JAERI-Tech 2000-067, 29 Pages, 2000/11
NSRRでは、反応度事故条件下における燃料挙動を明らかにするため、燃料のパルス照射試験を実施している。燃料が破損した場合に懸念される事象のひとつとして、原子炉容器内での機械的エネルギー発生が挙げられる。ここで、機械的エネルギーとは、燃料破損に伴い発生し得る水撃力及び衝撃圧力が持つエネルギーを意味しており、原子炉構造物の破損を引き起こし得るものである。よって、原子炉の安全性を評価するうえで、機械的エネルギー発生量は必要不可欠な情報である。NSRR実験では、水撃力による機械的エネルギー発生量を、燃料破損時に飛び上がる水塊の運動エネルギーとして評価している。その際、水塊の上昇速度を計測するために、浮き子式の水塊速度計を用いている。本報告書は、この水塊速度計の特性及びNSRR実験におけるデータ処理方法をまとめたものである。